観葉植物の冬から春にかけての管理
皆様、こんにちは!
大阪・北浜淀屋橋地区の花屋 siora の塩浦です!
さて今回は前回お話しました通り
観葉植物の冬から春にかけての管理方法です!
今回ご説明する植物は主にウンベラータ、アフリカンプリンス等のゴムの木系統、
モンステラ、パキラ等についてです。
まず、熱帯の植物は日本の寒さは苦手です。
例外はありますが戸外で育てている場合は、基本的には屋根のある部屋に取り込んで
最低でも5℃以上は保つようにして下さい。
寒くなると根の活動が衰えます。又そこで水やりを少なめにすることで半休眠状態にし
越冬させます。
当然、根の活動が弱まっているので葉の元気はなくなり、下葉(古い葉)は枯れてきます。
そこでよくやることが活力剤を与えたり水をどんどん上げることです。
これは絶対にしてはいけません。
根が弱っている状態の中で草いうことをすると根ぐされをして枯れます。
もちろん植え替えなどもだめです。
活力剤などの栄養剤はやめ、水は土の表面が乾いてから4,5日置いてから暖かい日の昼前に
あげるようにします。水やりの後急激に寒くなると根が傷みます。
春になり、暖かくなりだすと新芽が出出してくればよく日に当てて下さい!綺麗になります!
ではこんな時はどうでしょう。
sioraによくある質問からご紹介します。
●葉に元気がない。
→日照不足、根ぐされ、鉢の中の根がいっぱいで根づまりをおこしている(植え替える)
●葉が黄色くなってくる
→古い葉が枯れてくるのは新陳代謝の一環なので問題ないですが、たくさんぼろぼろ一気に黄色く
なるのは水が足りないか、葉にダニが付いている事が考えられます。水やりの回数は少なくなりますが
あげる時は必ず下の根まで水が届くように下から出てくるまであげましょう。
●鉢の下がなんだかべとべとしている
→カイガラムシが発生している恐れがあります。白い綿みたいなものや黒っぽくポツポツしたものがあれば
こすりおとしましょう。
●葉から透明な蜜みたいなものが出てくる。
→植物によっては糖分が出てくることがあります。問題ありません。
●茎が腐ってきた。
→寒さや根ぐされが原因です。進行を防ぐため腐った部分は切り落として下さい。
それでも進行する場合はダメージが大きいので元に戻らないかもしれません。
植物は枯らしてしまうこともあります。
私も多くの植物を残念ながら枯らしてきました。
大事なのはそこから学ぶということです。
水をあげすぎたのか、寒すぎたのか、日光がきつすぎたのか・・・。
南国の国やアフリカ南米など世界中から日本へやってきます。
その植物の原産地の環境を再現してあげるのが一番の近道です。
どうでしょう?参考になりましたでしょうか?
もし分からない事があればお気軽に質問して下さい!
→ info@siora.jpまで。
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございます!
次回はコウモリラン(ビカクシダ)のお話です!
では!
siora 塩浦 喬久